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解決事例 OEMメーカーZ社(従業員数:約200名) 「EV(電気自動車)充電器」の拡充に立ち塞がる3つの壁。 “耐久性”,“信頼性”,“省エネ”の要求を満たすには?

課題・問題

近年,地球温暖化防止やエネルギー使用規制への対応から,CO2排出量が少なくエネルギー効率の高い電気自動車(以下,EV)の普及が注目されています。これらは電気を動力源としているため,EVバッテリに外部から充電する必要があり,充電設備の設置拡充が急がれています。すでに経済産業省の「エネルギー基本計画」では,2020年までに「普通充電器」200万基,「急速充電器」5,000基の設置目標が示されています。

充電器市場は今後急成長が見込まれるだけに,多くの関連メーカーが参入に意欲を見せていますが,信頼性確保に向けた技術的要求やコストダウンなど,課せられるハードルは高くなっています。

EV普及のカギを握る「充電器」の設置拡充。 “耐久性”と“信頼性”の確保が大きな課題に

各種機器の設計・製造・販売,およびシステム開発を手掛けるZ社。同社は近年高まりをみせる環境・エネルギー分野への新規参入を果たした一社であり,EV用充電器のOEM供給をおこなっています。

EVが普及・拡大するためには,充電設備の拡充が必須条件となります。EV用充電器は今後,全国規模で数百万基の設置が見込まれているだけに,クライアントからの要求は非常に厳しいものでした。

充電器は屋外に設置されるケースが多いので,大容量の電力を安全にEVバッテリへ供給するために,防水・防錆など“高い耐久性”を確保する必要があります。また,安定した電力供給を実現する公共インフラとして,“信頼性”が重要であることは言うまでもありません。

充電設備自体の“消費電力カット”…クライアントからのさらなる要求

耐久性・信頼性確保に加えて要求されたのが,“消費電力のカット”です。Z社はクライアントより,「充電設備自体の消費電力が高い」という指摘を受けていたのです。
同社開発本部のI部長はこう語ります。

「充電器そのものの“省電力化”が求められていました。エコカーの充電設備として,その要求は当然のものでしたし,エネルギー規制が高まるなか,省エネは大きな訴求力ともなるはずです。要求は非常に厳しいものでしたが,逆に“信頼性確保”と“省エネ”を同時に実現できるならば,充電器市場で優位に立てると確信しました。」

普及の過渡期にある今こそ,低コストで高品質な製品を送り出すことは,EV普及の非常に大きなポイントであり,また,メーカーに課せられた使命でもありました。Z社では,要件クリアに向けて積極的に改善策を検討することに。

課題・問題のポイント
  • 電力を安定供給できる公共インフラとして,“高い耐久性・信頼性の確保”が重要
  • エコロジーに配慮し,消費電力カットの要求も
この課題・問題を解決した方法はこちら
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