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解決事例 クリーンルーム機器メーカー L社(従業員数:約200名) 消費電力を20%低減した提案! ファンフィルターユニットの高い耐環境性能と排気性能を両立したファンとは?

課題・問題

空気中の粉塵や細菌を低減し,清浄空間を作り出す「クリーンルーム」は,半導体など精密機器の製造のみならず,医薬品やバイオ,食品など,あらゆるモノづくりの現場に必要不可欠な設備となっています。
市場競争が激化するなか,各メーカーでは装置における省エネへの取り組みが重要なポイントとなっています。

現行モータが「トップランナー基準」の影響で入手困難に…

医療や食品メーカー向けのクリーンルームやクリーンブースの設計・製造をおこなうL社。今後,天井設置型の空調機器に使っているインダクションモータが「トップランナー基準」の影響により入手が困難となるため,早急に仕様変更をおこなう必要に迫られていました。しかし,変更にはいくつかの課題を抱えていたのです。L社設計開発部のG部長は,こう振り返ります。

「当社では,従来クリーンルームを設計する場合,大きなシロッコファンをインダクションモータで回し,ダクトを通して各吸気孔から吸い出す方法を用いていました。
その際,複数箇所の高密度フィルタを通すために,かなりの静圧が求められます。静圧を稼ぐには羽根を高速回転させなければならず,高速回転に耐えられる剛性の高い金属製の羽根を使っていました。金属製の羽根は重量があるため,0.75kW以上のインダクションモータで回していたのですが,このモータの容量を早急に見直す必要がありました。」(G氏)

高い排気性能と耐環境性能を満たすファンが見つからない…

しかし,トップランナー基準の対象外となる低容量のインダクションモータでは,排気性能を維持するために,装置を分散設置する必要があります。装置の変更には,新規設計に時間がかかるうえ,ダクトの配管作業などによるコストアップが発生し,なによりも,ポイントとなる省エネが難しくなってしまいます。
そこで,フィルタ直上で吸気をおこなうファンフィルターユニット(FFU)の開発を検討したのですが,ファンの選定で行き詰ってしまいました。
「医療品,食品を取り扱う環境は湿度が高いため,耐環境性能も重要なポイントでした。ですが,高い排気性能と耐環境性能を満たせるファンがなかなか見つかりませんでした。」(G氏)

課題・問題のポイント
  • 現在のインダクションモータは「トップランナー基準」の影響で入手が困難に。
  • 装置を分散設置するとコストアップし,省エネも実現できない。
  • 高い排気性能と耐環境性能を満たせるファンが見つからない。
この課題・問題を解決した方法はこちら
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