HOME > 解決事例 > ICT機器メーカーS社

解決事例 ICT機器メーカーS社(従業員数:200名) 勝ち残りのカギは“冷却効率アップ”。 装置の熱対策に最適!高風量・高静圧を誇るファンの実力とは?

解決策
効果・結果
  • 二重反転ファンの採用で,最大風量約51%,最大静圧約44%アップに成功。
  • PWMコントロール機能により,省エネ・低騒音を実現。
  • 継続したサポート,カスタマイズ対応でファンの選択から試作機開発を完全フォロー。
高い信頼実績…山洋電気の「二重反転ファン」に着目

限られた実装スペースで冷却効率を上げる方法について情報収集を続けていたF氏は,とある展示会で山洋電気の「二重反転ファン」に目を留めます。実は,F氏は以前から二重反転ファンにも着目していましたが,なかなか導入に踏み切れずにいたのです。F氏はさっそくブースの担当者に次期モデル開発の課題を相談することに。

「以前,当社の別部門が山洋電気製品を採用した際に,きめ細かなサポートを得られたと聞き及んでいたことがきっかけでした。高い信頼実績を持つ山洋電気ならば,最適解を導き出してくれるだろうという期待がありました。」(F氏)

単に冷却ファン2台を重ねただけではない!?1台で2台以上の高静圧

後日,S社を訪れた山洋電気の営業担当者は,二重反転ファンと2台の通常ファンを使用し,実演を交えたプレゼンテーションをおこないました。

「二重反転ファンの厚さはファン2台分とほぼ同じでしたが,それ以上の風量・静圧を得られることを体感できました。仕様を見れば風量・静圧の高さは分かるのですが,このデモで実際に二重反転ファンを見て,限られたスペースで冷却効率を高めるイメージを持つことができました。」(F氏)
この二重反転ファンは,回転方向が異なる2枚のファンを同一軸線上に並べることで,2台のファンを設置するよりもはるかに高い風量・静圧を確保できるとのこと。
さらに,多数のサーバに導入実績を持っており,信頼性の面でもS社スタッフを安心させたといいます。

想定した以上の風量・静圧をすんなりクリア…省エネ・低騒音性能もアップ

こうして「二重反転ファン」の有効性を確信したS社は,試作機における採用を決定し,次期モデルに必要なシステム概要と構成要件などを伝えたうえで,山洋電気に提案を依頼しました。

依頼を受けた山洋電気は,最適なファンとして「40mm角48mm厚」モデルを紹介。S社スタッフはまずその構造に驚きました。吸い込み口(前部)の羽根が5枚なのに対し,吐き出し口(後部)の羽根は4枚しかありません。

「担当者さんからは,40mm角のファンではこの構造がもっとも効率よく特性を得られるという説明を受けました。冷却ファンのプロとしての長年の経験を感じた瞬間でしたね。」(第一開発部設計担当G氏)

そして,さっそく納品されたファンを試作機に実装し,温度上昇試験をおこなったところ,期待した以上の冷却効果を得ることができました。
「すんなりと要求をクリアできたので,拍子抜けしたというのが正直なところです。また,提出していただいた各種データにより信頼性の面でも問題ないと分かりました。」(F氏)

冷却効果は想定以上であったため,山洋電気はさらに消費電力を低減すべく「PWMコントロール機能付」を推奨。常に必要最低限の回転速度に設定することで,省エネ・低騒音性能も十二分に満たすことができました。

最大風量約51%,最大静圧約44%アップに成功!期待以上のパフォーマンス

こうしてS社は無事,次期モデルの試作機を完成させました。試作機は,高い風量と静圧,および消費電力の低減によって,期待以上のパフォーマンスを発揮しました。

二重反転ファン 導入効果(従来の軸流ファンとの比較)

F氏はこう語っています。
「二重反転ファンを採用したことで,予想以上の冷却効果を得ることができました。さらに,思った以上にファンの消費電力と騒音をおさえることができ,非常に満足しています。こうした要件を実現できたのは,山洋電気の継続したサポートのおかげと確信しています。」

数ヵ月後に満を持してリリースされたS社の新モデルは,F氏らの期待通り市場から好評価を得ています。

お問い合わせ/資料請求はこちら S社の課題を解決したソリューションはこちら
“創造力”を高める「山洋電気の製品技術」
現場の「困った」を解決に導く,山洋電気の技術革新!
pagetop