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解決事例 搬送機器メーカーG社(従業員数:約350名)液晶用ガラス基板の擦り傷を無くしたい 空気浮上式コンベアの開発を成功させたカギ「San Ace二重反転ファン」

課題・問題

拡大を続ける液晶パネル市場。従来,液晶パネルの生産ラインでは,ローラコンベアによってガラス基板を搬送していましたが,ローラコンベアでの搬送はガラス基板と搬送面の接触により傷がつきやすいという問題がありました。近年のガラス基板の大型化により,その問題がさらに顕著になり,課題となっていました。

液晶パネルのガラス基板の微細な擦り傷… 原因は搬送コンベア

生産・物流現場向けに,コンベアやピッキングシステムなどの製造販売をおこなうG社。開発担当のF部長はこう語ります。
「納入先の液晶パネルメーカーの話によると,液晶ディスプレイ用の特殊ガラスは厚さが1ミリ以下と非常に薄く,少しの衝撃でも微細な擦り傷がついてしまうそうです。ガラスには求められる滑らかさの基準が非常に高く,ローラコンベアとの接触により微細な擦り傷がつくとそのたびに破棄せざるを得ないと聞きました。今後,ガラス基板が大型化すると擦り傷がつく確率が増え,結果的にお客さまの生産コストを圧迫することになります。」

お客さまの生産コストを抑えるために,搬送面との接触による擦り傷をなくす必要がありました。G社は新モデルの開発にあたり,ガラス基板を搬送面から浮上させて搬送する空気浮上式コンベアの設計に取りかかりました。

空気浮上式コンベアを開発したいが,条件を満たすファンがなかなか見つからず…

空気浮上式コンベアは,接触による擦り傷をなくすためにガラス基板と搬送面の間に薄い空気膜を形成します。空気膜の形成のためにファンの搭載品を試作してみましたが,縦横3m近い大型のガラス基板を浮上させる性能を持つファンでは消費電力が高く,音も大きいという問題が生じました。生産ラインにはコンベアが数百台設置されるため,ファンの消費電力も課題になりました。また,静かなクリーンルームの近くに設置されることが多いため,なるべく音を抑えてほしいという要望もありました。」(F氏)

課題
  • 空気浮上式コンベアで大型のガラス基板を浮上させる性能を持つファンが必要。
  • コンベアは数百台も設置されるので,ファンの電力消費量を抑えたい。
  • 静かなクリーンルームの近くに設置されるため,ファンの音を抑えたい。
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