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解決事例 空調機器メーカーE社(従業員数:約150名)フィルターの汚れ具合に合わせてFFUの風量を調整したい! AC電源でも細かな制御を実現したファンとは?

課題・問題

近年,製品の汚染防止や品質管理のためクリーンルームを設置する工場や施設が増えています。
ファンとフィルターをセットにした「ファンフィルターユニット」は,クリーンルームに欠かせない空気清浄機能を担う製品です。空間の清浄度を保つためにファンフィルターユニット(FFU)の品質向上が求められています。

フィルターの汚れに合わせた,細かな風量制御がしたい!

空調機器メーカーE社では,クリーンルームなどさまざまな用途で使用されるファンフィルターユニットの新モデル開発を検討していました。E社設計部のB部長はこう説明します。
「ファンフィルターユニットを使用していると,徐々にフィルターに汚れが溜まっていきます。フィルターが汚れ,目詰まりしてくると,ファンフィルターユニットの風量が落ちてしまいます。空間の清浄度を保つためには一定の風量を保たなければならないため,フィルターの汚れ具合に応じてファンの回転速度を細かく制御したいと考えていました。
現行モデルでは,DCモータに自社で羽根を組み合わせて風を送っています。電圧を調整することで羽根の回転速度を加減速させているのですが,細かな制御まではできませんでした。またACからDCに変換する電源装置(コンバータ)のスペースや配線が必要でした。」

課題を解決するため,B氏は結局,既製のファンを検討し始めました。
「まず,現行モデルのAC電源に合わせてACファンを検討しましたが,風量の制御ができず,また風量も足りないことが分かりました。ACファンより高風量なDCファンも検討してみましたが,DCファンを駆動するにはACDCコンバータを搭載する必要があり,スペースと配線工数が課題となってしまいました。」(B氏)
B氏は検討に行き詰まり,新モデル開発は一向に進みませんでした。

課題
  • フィルターの汚れ具合に合わせた細かな風量制御をしたい。
  • ACファンでは風量の制御ができず,風量も足りない。
  • DCファンではACDCコンバータが必要となり,スペースと配線工数が課題。
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